おはよーございます!あっぴです!
今回は「考えの視覚化」をテーマにグラレコの極意についてご紹介をしたいと思います!
グラレコはデザイナーさんだけでなく誰でもつくれるもので、いろいろな場面で活用できる思考整理術のひとつです。 これを機にマスターしてみませんか!
はじめに
”グラレコ”と聞くとイメージするのはこんなものでしょうか?
これだけ見ると、私には描けないな・・・と思ってしまう方も多いかと思います。。(私も)
ただグラレコの本来の目的は「考えていることをみえる化すること」
キレイなデザインにまとめることではないので誰でもできることだし、これによってコミュニケーションが円滑に活発になるものです。これはマスターして生かすしかないですね・・・!
「考えの視覚化」って?
仕事の中で発生するプロジェクトや何かセミナーなどに参加したとき、様々な人の考えや意見に触れますよね。
でもミーティングやセミナーは基本的に会話で進むもの。 その場で話して次の瞬間には消えていってしまう言葉たちを自分の中で整理したり、それをもとに人と議論したりするのはなかなか至難の業です。。 特に最近は多様化している世の中、考えは今まで以上にそれぞれ違っています。
それをビジュアル化することで、認識のズレや考え方の違いをお互いに理解しながら同じ方向を見て対話ができるようになる!それが「考えの視覚化」です。
ステップは大きく分けて3つ。簡単に紹介します。
まず1つ目は、出てきた意見や考えや情報を可視化すること。
綺麗にまとめる必要も、間違いを恐れる必要もありません。 とにかく出てきた情報を落とさずその場に書き出すことが重要です。間違いも書き出すことで分かります、恐れず自分の聞いた通り、思った通りに書きましょう。
2つ目は、可視化したものを改めてみて気づきを見つけること。
書き出してくれた人とその場で話していた人との認識のズレ、書いてみたらイメージしていたことと違ったときのズレ。 書き出して初めて気づけることがたくさんあるはずです。
そして3つ目、気づいたことについて、そこから考えたことについてたくさんの対話をすること。
2つ目のステップで気づいたことなどを発散して、その場を深めましょう。 その対話が次のステップに進むキーになるはずです。
頭の中を描き出せるようになるためには
とはいえ、そもそもその場の発言や考えを書き出すことがまず難しいよ、、と思うのでは? 人の前に立って書くなんてさらにハードルが高く感じてしまうと思います。
そんなときは次の流れで徐々にステップアップしながら、練習をしてみてください!
- ひとりで書き出してみる
まずは、自分の普段考えていることなどを、手を動かして書いてみましょう。 頭の中をアウトプットする練習です。 - 誰かの話を書き出してみる
自分の中にあるものをアウトプットできたら、次は人から聞いたことを書く練習です。 家族の話でもYouTubeの動画でも、何でもOK! - 誰かと一緒に書いてみる
話を聞いている相手と、友達と、誰かと一緒に考えを視覚化してみましょう。 その場で共同作業することも一つの醍醐味です。
誰かと一緒に書いてみる 話を聞いている相手と、友達と、誰かと一緒に考えを視覚化してみましょう。 その場で共同作業することも一つの醍醐味です。 - 立ちながら一緒に書いてみる
3のステップで人と一緒に書き出せるようになったら、そのまま対話を深めて立ち上がって書いてみましょう。 - みんなの中で立って書いてみる
4ができたらもう怖いものなし!さらに人数を増やしてみんなと書いてみましょう。
考えを視覚化するときのポイント
さて、ここまでで考えの視覚化はあと実践するのみになったのではないでしょうか・・・!
最初に考えを視覚化するのは「同じ方向を見て対話ができるようになる」ためとお話しましたが、そのために覚えておきたいポイントを5つ、ここでご紹介します。
- 全員で全体がみえる
とにかくまずは、全員が同じ方向を見るために全体を把握できることが大切。 何人も参加者がいる場所で、自分の手元だけで考えを整理できてもあまり意味はありません。 その時の参加者に合わせた規模でビジュアライズ化しましょう! - 思考の重なりがみえる
書き出すときは情報の取捨選択をせず、すべてを書き出します。 このあと対話をして考えを深めるために、このフェーズで「判断」をしないようにしましょう。 挙がった意見、言葉はすべて見える化! - 今起きたことがみえる
案外自分の言ったことすら次のときには忘れてしまっているもの。 声に出してすぐに消えていってしまう言葉は、その時その場でリアルタイムで書き残していきましょう! - 自分の本音がみえる
間違うこと、認識がずれることを恐れる必要はありません。 違っていてもずれていても、対話して解消していくことができれば問題なし! そうやって対話を増やしていける空気にすることも大切です。 - 他者の接点がみえる
出来上がったものは次のステップに進む”ツール”としてたくさん汚しましょう! 一旦書き終えたら対話タイムです。周りの人が感じたことを書き込んだり、リアクションをシールで貼ってみたり、作品として飾るのではなくツールとして活用するのがおすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
自分の中の整理だけでなく、周りの人との会話の基盤として、誰でもチャレンジできるものだと私も今回よくわかりました・・・! まずは実際に手を動かして書いてみたら、新しい発見があるかもしれないですね。
それでは、また次回お会いしましょう!今日も良い一日を!
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