近年AI技術が発展してきて、デザイン制作の現場でも画像生成などAIがどんどん利用されてきています。
とはいえ、プロンプトだの指示が難しそうでうまく活用できなさそう…
どういう場面で実際に活用できるのかイマイチわからない… という方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もAIやらChatGPTやらには全然ついていけていないのが現状…
みなさんと一緒に少しずつ活用の幅を広げていきたいと思います!
デザイン制作で誰しも悩む「他にいいアイデアが思い浮かばない!」という頭を抱えがちな状況を、少しchatGPTに手助けしてもらおう!というのが本記事のテーマです。
経験の乏しい新卒、2年目の駆け出したばかりのデザイナーにとって、アイデアは湧き出るようには出てこないもの。 ChatGPTからヒントを得て、さらにいいアイデアが思いつくことをゴールに、本記事ではChatGPTの使い方から実際にプロンプトを書いてどんな回答が返ってくるか実践した内容をまとめています。
少しずつAI技術を取り入れていって、デザイン制作の幅をどんどん広げていきましょう!
そもそもChatGPTとは
ChatGPTとは、高度なAI技術によって自然な会話ができるAIチャットサービスです。
プロンプト(命令文)を書いて送ると自動で回答を生成してくれます。
プロンプトとは、ChatGPTが応答を生成するための命令文であり、どんなプロンプトを書くかによって得られる回答は大きく異なっていきます。
プロントを書くコツ
どんなプロンプトを書くかによって、求めている回答が得られるかは大きく左右されます。
じゃあどんなプロンプトを書いたらいいの…?
と難しく思う必要はありません!
まずは下記3つのコツをご紹介します。
プロンプトを書くコツ1:条件を指定する
例えば、「ポイントを3つ答えてください。」「20字以内で回答してください。」
など、具体的に数字と合わせて条件を指定します。
プロンプトを書くコツ2:追加情報を指定する
得た回答に対して、「具体例を挙げてください」「他にあと3つ教えてください」など、補足情報を更に聞くことでより詳細な情報を引き出すことが可能です。
プロンプトを書くコツ3:表現方法を指定する
「初めて読んだ人でもわかるように」「プロの編集者のように」など、自分が文章を書くときに仕上げたい方向性を表現方法として指定すると、より求めていた回答に近い回答を得ることができます。
参考文献 https://dekiru.net/article/23988/
いざ実践!テーマ別プロンプト書いて試してみた
ここからは、以下の依頼が来たという想定で、「構成案」「キャッチコピー」「サムネイル」を作成する想定でChatGPTにお手伝いしてもらいました!
拙い部分が多いですが、多めに見ていただけるとありがたいです…!
依頼内容
老舗のチョコレート製造会社の「Bon Ami」が2024年のバレンタインに向けて、友達から友達へ贈る「友チョコ」をコンセプトにした「シェアして食べるチョコレートBOX」という新商品を売り出すことになりました。ターゲットは、ティーンエイジャーです。新商品をPRするLPを制作してください。
LPの構成案を作る
🗒作ってみたプロンプト
「シェアして食べるチョコレートBOX」という新商品を売り出すLPの構成案を分かりやすく簡潔に書いてください。また、販売元は老舗のチョコレート製造会社の「Bon Ami」です。ターゲット層はティーンエイジャーです。コンセプトは、友達から友達へ贈る「友チョコ」です。
💬ChatGPT回答
全体の構成が回答として返ってきました!問い合わせやサポートも含まれていて全体の構成の参考にするのは充分な回答が得られたのではないでしょうか。
LP内で使用するキャッチコピーを作る
🗒作ってみたプロンプト
LP内でメインとなる部分に入れるキャッチコピーを20字以内に、ティーンエイジャーに魅力的に伝わるように5案書いてください。また、商品名は「シェアして食べるチョコレートBOX」です。製造会社は老舗のチョコレート製造会社の「Bon Ami」です。
💬ChatGPT回答
いい感じです!「シェアの魔法!」などのボキャブラリーは自分にはなかったのでキャッチコピーを作る上で良いヒントになりそうだなと感じました。
サムネイルの画像のアイデアを作る
🗒作ってみたプロンプト
「Bon Amiが贈る!シェアして愛とチョコのパーティ!シェアして笑顔が広がる新感覚チョコレートBOX発売!」という文言をもとに、LPに掲載するサムネイル画像のアイデアを10個書いてください。
💬ChatGPT回答
指示が曖昧だったのか、少し抽象的な回答になってしました。ただ、デザインのアイデアとして、「笑顔」「シェアパーティ」「チョコレートBOX」「Bon Amiの新作」など、様々な切り口からアイデアを出すことができました。様々な切り口からデザインを検討して、一番訴求したいポイントに対してデザインを進める上で、とても参考になる回答でした!
まとめ
いかがでしたか?
実際にやってみると人に聞いている感覚で使えて意外と活用することができました!
文章を考えたり0ベースで作り始めると時間も労力もかかってしまいますが、ChatGPTを活用することで作業が大幅に短縮できると実感しました。
AIに任せられるところは任せて、本当に時間をかけるべきところに時間を割けるようになるとより作業の生産性がUPできそうです!
ぜひみなさんも本記事を参考にChatGPTを活用してみてください!
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