おはよーございます!管理人みっぽこの友人その2、あっぴです! 前回、なんだかんだ導入で終わってしまったNVCA体験談、本日から動画内容の話に入ります!
各動画1本の中で話は完結していて、NVCAもまずは興味の湧いたものを見ることを推奨しています。 ただカテゴリーで3段階に分かれていて、今回は最初の「デザイン思考とは何か?」についてお話したいなと思います!
「デザイン思考」ってなに?
この動画では、世界的デザインコンサルティング会社の元CEO ティム・ブラウン氏の言葉を引用して、以下のように定義されています。
デザイン思考とは、デザイナーのツールキットを利用し、
人々のニーズ、テクノロジーの可能性、ビジネスの成功要件を統合する、
イノベーションを目指した人間中心のアプローチである。
人々のニーズ、人間中心のアプローチとはどういうことか?
ビジネスの成功要件には、大きく有用性・実現可能性・事業継続性の3つがあると言われています。 こんな技術があるからそれを生かして作ろう!という実現可能性や、この事業がうまくいったから展開させよう!という事業継続性など、、、
その中でデザイン思考では、どんなものが課題で何が必要とされているのか?という有用性から考えるから「人」が中心にあるということなのです!
人のニーズ知るためにまず知っておきたいこと
人々のニーズを考えるときに注意が必要なのが、ニーズの探り方。
動画でも取り上げられていましたが、自動車王のヘンリー・フォードの有名な言葉があります。
顧客に欲しいものを聞いていたら、
彼らは「もっと早い馬が欲しい」と答えていただろう。
馬で移動していた時代で自動車というものがなかったときの話。 つまりユーザーは自分の必要としているものを明確に言語化できるほど理解していないことを示しています。
その奥にはきっと「速く移動したい」というインサイトがあったのではないでしょうか? 本当のニーズを探り当てるには、ただ相手に聞くのではなく別のアプローチが必要になります・・・!
デザイン思考の重要なポイント
デザイン思考は基本的に、定義が困難な問題に適していると言われています。
そんな厄介な問題を解決するためのフレームワークは数多くありますが、どれにも共通する3つのポイントをご紹介します!
- 「問題領域」と「解決領域」がある
問題を見つけるパートと解決策を探して実行に移すパートに分かれている。 - 「発散」と「収束」がある
なんでもオールOK!という気持ちでいろいろな方向にアイデアを膨らませる「発散」とどれがベストアイデアか?譲れないポイントはあるか?などを考える「収束」で解決策を考えていく。 - 試行錯誤を繰り返す
フレームワークの見え方としては一つのゴールに向かってまっすぐ進んでいるように見えても、そのプロセスの中で行ったり来たりとばしたりを繰り返してゴールに辿り着く。
個人的には2、3が特に特徴的だなと感じていて、 とにかく考えたものをアウトプットしてみて試して失敗しながら進んでいくのがデザイン思考だと思います!
▼ちなみに、Googleで検索しただけでもこんなに色々なプロセスがあります・・・!
成功のカギは”プロトタイプ”
プロトタイプとは、プロセスの中でユーザーの潜在的な本音を引き出すためのきっかけになるもの。
コストや時間をかけるのではなく、ぱぱっとつくってどんどん試すことが大切です! 紙とペンでつくるペーパープロトタイプなど、プロトタイプの形も色々とあります。
そのプロトタイプから課題や人のニーズをさらにインプットしていくためのものなので、つくっては修正を繰り返してアイデアをブラッシュアップしていきます。 (頭の中では完璧に思えるアイデアだとしても、アウトプットして他の人に触ってもらうと予想外の方向に進むことが多々あります。。)
終わりに
皆さん、いかがでしたでしたか? デザイン思考のことがなんとなく分かってきましたでしょうか・・・!
明確な正解はなく、いろんなアイデアを模索していくのが醍醐味です。 あとは実践あるのみ!ワークショップに参加してみたりすることもおすすめですよ!
また次回お会いしましょう!今日も良い一日を!
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